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町田こどもMURA
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子どもは失敗から学ぶ!主体性と考える力を育てる保育とは?

子どもは失敗から学ぶ!主体性と考える力を育てる保育とは?

はじめに|子どもに失敗させないことが、本当に優しさなのでしょうか?

「子どもには、できるだけ失敗してほしくない」

「困っていたら、すぐに助けてあげたい」

「危ないことや、つらい思いはさせたくない」

子どものことを大切に思うからこそ、そんな気持ちになることもあるのではないでしょうか。

もちろん、子どもの安全を守ることは、大人の大切な役割です。

しかし、子どもが失敗しないように、大人が先回りしてすべてを整えてしまったら、どうなるでしょうか。

うまくいかない経験が減る一方で、自分で考えたり、工夫したり、もう一度挑戦したりする機会も少なくなってしまうかもしれません。

私たちは、子どもが成長するうえで、失敗や葛藤を経験することは大切だと考えています。

例えば、泥団子を作ったけれど、途中で崩れてしまう。

木の枝を組み合わせたけれど、思ったように立たない。

友達と一緒に遊びたいけれど、意見が合わない。

そんなとき、子どもは困ったり、悔しがったりするかもしれません。

しかし、その経験の中にこそ、自分で考え、工夫するきっかけがあります。

東京都町田市にある「町田こどもMURA」では、毎日の外遊びを大切にしています。

雨の日も、天候や安全を確認しながら外へ出かけます。

自然の中では、何もかもが思いどおりに進むわけではありません。

だからこそ、子どもたちが自分で考え、試行錯誤する機会が生まれます。

今回は、子どもが失敗から学ぶことの大切さと、主体性や考える力を育むために大人ができることについてお伝えします。


子どもは失敗から何を学ぶ?主体性と考える力が育つ理由

子どもが失敗から学ぶために大切なのは、失敗そのものではありません。

うまくいかなかったときに、どう考え、どう行動するかという過程です。

失敗したら、必ず成長するわけではありません。

失敗して嫌な気持ちになったり、自信をなくしたりすることもあります。

だからこそ、大人が子どもの気持ちを受け止めながら、自分で考え、再挑戦できるように支えることが大切です。

① 失敗すると「どうしたらいい?」と考える機会が生まれる

例えば、子どもが泥団子を作っている場面を想像してみてください。

一生懸命丸めた泥団子が、途中で崩れてしまいました。

「どうして崩れたんだろう?」

「水が多すぎたのかな?」

「もっと固く握った方がいいのかな?」

子どもは、さまざまなことを考えるかもしれません。

そして、もう一度作ってみる。

今度は水の量を変えてみる。

違う土を使ってみる。

そんな試行錯誤の中で、自分なりの方法を見つけていきます。

大人が最初から正しい作り方を教えれば、きれいな泥団子が早く完成するかもしれません。

しかし、自分で試す時間があれば、完成するまでの過程にも学びが生まれます。

大切なのは、正解を知ることだけではなく、正解にたどり着こうとする経験です。

② 自分で乗り越える経験が、次の挑戦につながる

子どもが何かに挑戦するとき、最初からうまくいくとは限りません。

できない。

悔しい。

もうやりたくない。

そんな気持ちになることもあります。

しかし、少し休んだり、大人に助けてもらったりしながら、もう一度挑戦することができたらどうでしょうか。

「さっきはできなかったけど、今度はできた!」

そんな経験は、次の挑戦への自信につながることがあります。

もちろん、何度も失敗させればよいわけではありません。

難しすぎる課題に繰り返し直面すると、挑戦する意欲を失うこともあります。

子どもの発達や気持ちに合わせて、必要な手助けをすることが大切です。

私たちが育てたいのは、失敗しても平気な子どもではありません。

失敗して悔しい気持ちになっても、必要な助けを得ながら、もう一度やってみようと思える子どもです。

③ 自分の問題として考えることが、当事者意識につながる

主体性や当事者意識という言葉を耳にする機会が増えています。

主体性とは、自分で考え、判断し、行動しようとする姿勢です。

当事者意識とは、起きていることを誰か任せにせず、自分にも関係することとして捉える姿勢です。

こうした姿勢は、日々の遊びの中でも育まれる可能性があります。

例えば、子どもが自分で秘密基地を作ろうとしたとします。

木の枝を集める。

組み合わせる。

うまく立たない。

別の方法を考える。

友達に手伝ってもらう。

このとき、子どもは自分がやりたいと思ったことに取り組んでいます。

だからこそ、うまくいかないことがあれば、自分で何とかしたいという気持ちが生まれやすくなります。

もちろん、大人から提案された活動でも、子どもが夢中になって取り組むことはあります。

重要なのは、子ども自身がその活動を自分のこととして捉えられているかどうかです。

自分で選び、自分で取り組み、うまくいかなければ考える。

こうした経験の積み重ねが、主体性や当事者意識の土台になると考えています。


子どもの失敗を見守る保育とは?大人が大切にしたい関わり方

子どもの失敗を見守ると聞くと、

「困っていても助けない方がいいの?」

「失敗するまで何もしない方がいいの?」

と思う方もいるかもしれません。

しかし、そうではありません。

失敗を見守ることと、子どもを放っておくことは違います。

大人には、安全を確保し、子どもの気持ちを受け止め、必要なときに支える役割があります。

すぐに正解を教えず、考える時間を残す

例えば、子どもが木の枝を組み合わせて何かを作ろうとしているとします。

うまく組み合わさらないとき、大人はつい、

「こっちを下にすればいいんだよ」

「こうすればできるよ」

と教えたくなるかもしれません。

もちろん、教えることが必要な場面もあります。

しかし、子どもが自分で試そうとしているなら、少し待ってみることもできます。

どうするのか観察する。

困っているようなら、

「どうしたらできそうかな?」

と問いかける。

子どもが助けを求めたら、一緒に考える。

そんな関わり方を大切にしたいと思います。

大人が答えを出す前に、子どもが考える余地を残す。

それが、考える力を育む一つの方法です。

葛藤する時間を、すぐに取り除かない

子ども同士の遊びでは、意見がぶつかることもあります。

「僕はこうしたい!」

「私はこっちがいい!」

そんな場面で、大人がすぐに答えを決めてしまうと、子どもたちが自分で折り合いをつける機会は少なくなります。

もちろん、叩いたり、傷つけたりする行為は止める必要があります。

しかし、安全が保たれている状況であれば、お互いの気持ちを聞きながら、どうしたらよいか一緒に考えることもできます。

「どちらもやりたいことがあるんだね」

「どうしたら一緒に遊べるかな?」

子どもたちがすぐに答えを出せなくても構いません。

考えたり、迷ったり、話し合ったりする過程に価値があります。

葛藤をすべて取り除くのではなく、安心して葛藤できる環境をつくること。

それも、大人の大切な役割だと思います。

安全を守ることと、小さな失敗を許容することは両立できる

ここで、忘れてはいけないことがあります。

それは、子どもの安全です。

失敗から学ぶことが大切だからといって、危険な状況を放置してよいわけではありません。

重大なけがにつながる危険は、大人が予測し、防ぐ必要があります。

一方で、泥団子が崩れる、思いどおりに工作できない、遊びの方法がうまくいかないといった経験は、必ずしも大人が防ぐ必要はありません。

大切なのは、危険と失敗を区別することです。

私たち町田こどもMURAでは、子どもの自由を大切にすると同時に、必要なルールや周囲への配慮も重視しています。

自由とは、何をしてもよいということではありません。

安心できる秩序の中で、自分で考え、挑戦できること。

その環境を整えることが、保育者の重要な役割だと考えています。


失敗が大切なのは分かる。でも、家庭では難しいですよね

ここまで読んで、

「失敗から学ぶことが大切なのは分かる」

「でも、家庭で実践するのは難しい……」

と感じた方もいるのではないでしょうか。

私たちも、家庭で子どもの試行錯誤をいつでもじっくり見守ることは、簡単ではないと思っています。

忙しい毎日では、大人が先回りしたくなる

例えば、朝の支度。

子どもが自分で靴を履こうとしている。

でも、なかなか履けない。

もう出発しなければ、仕事に遅れてしまう。

そんなとき、

「自分で考えてやってみよう!」

と、いつまでも待つことは難しいですよね。

食事の準備も、片付けも、お風呂も、寝る時間もあります。

保護者の方には、毎日たくさんの役割があります。

だからこそ、子どもが自分でやろうとしていても、つい大人が手伝ってしまうことがあると思います。

それは、決して珍しいことではありません。

家庭には家庭の生活があり、時間の制約もあります。

子どもの主体性を育てるために、保護者がすべての場面で待ち続ける必要はありません。

家庭では、小さな挑戦の機会をつくる

家庭でできることもあります。

例えば、休日に時間の余裕があるときは、子どもに遊びを決めてもらう。

靴を履く時間に余裕があるときは、少し待ってみる。

工作がうまくいかないときは、すぐに答えを教えず、一緒に考える。

こうした小さな経験でも構いません。

毎日、すべての場面で実践しようとすると、大人も疲れてしまいます。

できるときに、できる範囲で。

そして、家庭だけで難しい部分は、保育園などの教育環境と一緒に支えていけばよいのです。

だからこそ、保育園での経験が大切になる

子どもたちは、保育園で長い時間を過ごします。

その時間の中で、どのような経験ができるかは、とても大切です。

大人が活動をすべて決めるのではなく、子どもが自分で遊びを見つける。

思いどおりにならないことがあれば、自分で考える。

困ったときには、先生や友達に助けを求める。

そして、もう一度挑戦する。

そんな経験を積み重ねられる環境があれば、家庭だけでは難しい部分を補うことができます。

保育園は、子どもを安全に預かる場所であると同時に、子どもがさまざまな経験を通して成長する場所でもあります。

家庭と保育園が、それぞれの役割で子どもの挑戦を支えていく。

私たちは、そのような関係を大切にしたいと考えています。


自然遊びは失敗と試行錯誤の宝庫!考える力を育む保育

町田こどもMURAでは、毎日の外遊びを大切にしています。

そして、遊具だけに頼らず、自然の中で子どもたちが自分の遊びを見つけることを重視しています。

なぜなら、自然の中には、思いどおりにならないことがたくさんあるからです。

自然の中には、決まった正解がない

例えば、木の枝を使って何かを作るとします。

枝の長さも、太さも、形も違います。

思ったように組み合わせられないこともあるでしょう。

泥団子を作るときも同じです。

土の状態や水の量によって、うまくできたり、崩れたりします。

こうした自然の素材には、決まった使い方が一つしかないわけではありません。

子どもたちは、自分の興味に従って、さまざまな方法を試すことができます。

そして、うまくいかなければ、また考える。

自然の中には、子どもが自分で問いを見つけ、自分なりの答えを探せる機会がたくさんあります。

雨の日の外遊びにも、学びがある

町田こどもMURAでは、雨の日にも安全を確認しながら外へ出かけます。

雨の日は、晴れの日とは環境が大きく変わります。

地面がぬかるんでいる。

水たまりができている。

葉っぱが濡れている。

いつもと同じ場所でも、違った発見があります。

例えば、水たまりを避けようとしたり、泥の状態を確かめたりする中で、子どもたちは周囲の環境に合わせて行動する機会を得ます。

ただし、滑りやすい場所や増水した場所など、危険がある状況では、大人が適切に判断し、活動を制限することが必要です。

私たちが大切にしているのは、危険な経験をさせることではありません。

自然の変化に触れながら、自分で考え、工夫する機会を大切にすることです。

遊具がなくても、子どもは遊びを生み出せる

公園には、滑り台やブランコなど、さまざまな遊具があります。

遊具には、身体を動かす楽しさや、挑戦する機会があります。

一方で、遊具がなくても、子どもたちは遊びを見つけることができます。

木の枝を集める。

石を並べる。

落ち葉を集める。

地面に絵を描く。

虫を探す。

自然の中では、子ども自身が遊び方を考える場面がたくさんあります。

もちろん、遊具のある遊びが悪いわけではありません。

大切なのは、子どもが自分で遊びを選び、工夫できる機会があることです。

私たちは、自然遊びを通して、子どもたちの「やりたい」という気持ちを大切にしています。

そして、その過程で生まれる失敗や葛藤も、成長の機会として捉えています。


保育園選びでは「失敗できる環境」があるかも確認しよう

保育園を選ぶとき、設備や活動内容、教育プログラムなどを確認する方は多いと思います。

もちろん、それらも大切です。

しかし、私たちは、もう一つ確認してほしいことがあります。

それは、子どもが安心して失敗し、試行錯誤できる環境があるかということです。

例えば、見学の際には、次のような点に注目してみてください。

  • 子どもが自分で遊びを見つけられる時間があるか
  • うまくいかないとき、先生はどのように関わっているか
  • 子どもが自分で考え、工夫する機会があるか
  • 友達との意見の違いを、どのように支援しているか
  • 安全を守りながら、子どもの挑戦を尊重しているか

保育園によって、教育方針や活動内容はさまざまです。

どの園にも、それぞれの良さがあります。

大切なのは、保護者が子どもにどのような経験をしてほしいかを考え、お子さんに合った環境を選ぶことです。

町田こどもMURAでは、自然の中での遊びを通して、子どもたちが自分で考え、挑戦する経験を大切にしています。

失敗しないようにすべてを整えるのではなく、安心して失敗し、そこから学べる環境をつくること。

それが、私たちの目指す保育の一つです。


まとめ|失敗しない子どもより、失敗から学べる子どもに

今回は、子どもが失敗から学ぶことの大切さについてお伝えしました。

大切なポイントを振り返ります。

  • 失敗は考えるきっかけになる:うまくいかない経験から、工夫や試行錯誤が生まれます。
  • 失敗した後の過程が大切:困ったり、葛藤したりしながら、再挑戦する経験に価値があります。
  • 見守ることと放任は違う:大人が安全を守り、必要なときには支えることが重要です。
  • 家庭だけで頑張る必要はない:家庭と保育園が協力して、子どもの挑戦を支えることができます。
  • 自然遊びには学びの機会がある:決まった正解のない環境で、自分で考え、工夫する経験が生まれます。

私たちは、子どもたちが失敗しないことを目指しているわけではありません。

失敗したときに、自分で考えられること。

困ったときに、誰かに助けを求められること。

思いどおりにならなくても、もう一度挑戦してみようと思えること。

そんな力を育てたいと考えています。

人生には、思いどおりにならないことがたくさんあります。

どれだけ準備しても、失敗することはあります。

だからこそ、幼児期から小さな失敗や葛藤を経験し、自分なりに乗り越える機会を大切にしたいのです。

子どもが失敗しないように道を整えるのではなく、失敗しても自分で道を見つけられる力を育てたい。

そして、その道を探しているとき、大人は必要な支えになれる存在でありたいと思います。

町田こどもMURAでは、雨の日も含めた毎日の外遊びを通して、子どもたちの「好き」と「やりたい」を大切にしています。

町田市・相模原市・八王子市周辺で、子どもの主体性や考える力を育む保育園を探している方は、ぜひ一度、町田こどもMURAの見学にお越しください。

子どもたちが自然の中でどのように遊び、考え、挑戦しているのか、実際の姿をご覧いただければ嬉しいです。

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