乳幼児期のメディア視聴時間が長くなれば発達スコア低く

こんにちは。

最寄駅が京王線多摩境駅
町田市小山地区にある認可外保育園
町田こどもMURAの園長阿部です。

朝晩は一気に冷え込んできて、
咳や鼻水が出ているお子さんも
多いかと思います。

寒暖差は体調を崩しやすくなります。
体を温まる食べ物を積極的に食べて
いつもより長めに睡眠をとりましょう。

さて、本題です。

本日のテーマは

『乳幼児期のメディア視聴時間が長くなれば
発達スコア低くなる！！！』

です。

今までYoutubeやゲームやテレビが
なんとなく子どもに悪影響ではないか？

そんな話を聞いたことが
あると思いますが、
とうとう科学的に認められました。

千葉大学と
国立成育医療研究センターの
研究グループが
2011～14年生まれの子ども

5万7980人のデータから導き出したので
信ぴょう性が高いエビデンスです。

1、2、3歳の各年齢での
メディア視聴時間が長い方が、

1年後の発達スコアが
低くなることが認められ、

その影響の強さは
1～2歳では弱～中等度、
2～3歳では中等度の影響だった。

さらに、メディア視聴時間が長いと、
1年後のメディア視聴時間も長くなる
そうです。

つまり、見れば見るほど
どんどん年齢を重ねて
さらに見るようになる

ということです。

具体的には発達スコアの

「コミュニケーション」
「粗大運動」
「微細運動」
「問題解決」
「個人-社会」

の5つの領域に分けて
影響を検討すると、

メディアの視聴時間が長くなると

1～2歳では
コミュニケーション領域のみ、

2～3歳では粗大運動、微細運動、
個人-社会の3領域で低くなった。

粗大運動とはわかりやすく言うと
大きな運動です。

走る、跳ぶ、転がるなど

微細運動は手先の運動です。

ボタンを止める
靴下を履く
お箸を使うなど

どれくらい低くなるのか？

専門的になりますが、
中程度の違いが出るということで
目に見えて分かる違いが出る

ということです。

じゃあ、どうすればいいのか？

ここですよね！

もともとメディアを
見せる習慣がないご家庭は
少なくても年少さんまでは
控えていくのをオススメします。

あとはどれだけ減らすか？

ここがポイントですが、
この時にすごく有効な考え方を
お伝えします。

それは

制限ではなく置き換える

です。

メディアを制限するとなると
それが慣れている子どもたちは
かなりストレスを感じますし

泣き叫んだり癇癪を起こす
可能性があります。

ここにじっくりと対応できるなら
腰を据えて覚悟を決めて
２週間我慢させれば
自然とメディアは減るはずです。

ただし、なかなか難しい場合は
違うおもちゃなどで置き換えです。

例えば車の中でDVDなどを
かなり見せてしまう過程は
映像ではなく音楽にして
一緒に歌って過ごす

もっと言えば手元で遊べる
おもちゃを渡してもいいと思います。

家の雨の日に外に遊びに行けず
メディアが増えてしまう家庭は
ちょっと音が鳴ったり体を動かせる
おもちゃを導入してみる。

子どもと一緒に遊ぶのが苦手な方も
いろいろネットで調べれば
メディアを使わずに遊ぶコツが
たくさん出てくるはずです。

我慢や制限はなかなか続きません。

これはダイエットもそうです。

甘いものが好きな人がダイエットで
お菓子禁止！デザート禁止！

これをやると１ヶ月は
頑張れても続きません。

甘いものを砂糖以外から
摂取するという考え方にします。

デーツ、レーズンなどの
ドライフルーツや
果物を食べていく

こんな感じがオススメです。

ちなみに余談ですが
甘いものがやめられない人は
基本的にタンパク質不足です。

プロテインを飲むようになると
甘いものを減らすこと
が確実にできます。

ネガティブな行動
（今回ならメディアを見る）を
減らすには

制限や禁止ではなく置き換える！

この発想はいろいろ使えますので
ぜひ試してみてください。

本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました。

※追伸
東京都町田市小山地域にある
町田こどもMURAでは
一時保育もスタートしました。

認可外保育園のため
町田市在住でなくても
保護者が就労されていなくても
ご利用いただけます。

・少人数で手厚い保育で保育ですが年少以降は実質の負担は2万円程度（就労条件あり）
・オーダーメイド教育で個性を磨き
・世界七大教育（モンテッソーリ、イエナプランなど）の良いとこどりで才能を伸ばし
・世界最新の運動プログラム（キッズコーディネーション）で運動の土台と基礎作り

こちらを大事にしている保育園です。

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