失敗が怖い女の子にチャレンジさせるコツ

こんにちは。

最寄駅が京王線多摩境駅
町田市小山地区にある認可保育園
町田こどもMURAの園長阿部です。

前回のブログは

“男の子、女の子の性格の違い”

についてでした。

本日のテーマは

「失敗が怖い女の子にチャレンジさせるコツ」

です。

今日は女の子の教育で
意識してほしいことをお話します。

復習ですが、女の子は
“自己評価が低い子が多くて“

そのため

“リスクを取りたがらない子が多い”

というお話でした。

親とすれば

チャレンジしたがらない
大人に育ってしまう

そんな不安があると思います。

あなたは

『学習された無力』

というのを知っていますか？

ノミというのは
ジャンプ力が20センチ
くらいあります。

これってものすごいことで

人間にすると
な、な、な、なんと

ジャンプ力が“80メートル”
くらいになります。

ビルで例えるなら20階くらいです！

このジャンプ力あったら、
富士山でも約47回跳ぶだけで
山頂に到着します。

本気出せば1分とかで
富士山登頂ができる。

ノミのジャンプ力は
おそろしいですね。。。

そのノミを高さ10センチの箱に入れて
上からフタをしてしまいます。

しばらく放置して、
ノミを箱から出すと
どうなるか？？？？

ジャンプ力は
10センチのままに
なってしまいます。

箱から出したのに
10センチのままです。

ノミが箱の中で
何度もジャンプして
フタに体をぶつける。

するとノミは

「10センチ以上
跳ぶことは出来ない」

と学習して錯覚します。

これが

『学習された無力』

です。

女の子の育児は
こうなってしまう場合が
けっこう多いです。

自己評価が低いから
チャレンジしない！

チャレンジしないと
成功体験が経験出来ない。

するとさらに自分の力を低く
評価してしまう。

つまり、

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
本当に努力すれば
できることでも
挑戦しなくなってしまう
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

ということです。

これでは変化が激しい
現代社会で生き抜くのは
かなり難しくなります。

でも、自己評価が低いお友達は
失敗などをかなり嫌がります。

そんな女の子をどうやって
チャレンジさせるか？

2つあります。

1つ目は

「勇気のトレーニング」

です。

これはアイスランドの教育者
マーグレット・パーラ・
オラフスドッティルさんが
開発しました。

幼稚園の女の子のために
作られたプログラムです。

このアイデアは
女の子だけで遠足に行った時に
思いついたらしく

全員、靴と靴下を脱がして
小石だらけの公園を走らせて
それからダンスさせたそうです。

女の子の一人が
足を小石で傷つけて
うめき声をあげた。

その時にマーグレットさんが

「痛い時にメソメソする代わりに
できることある？？」と聞きました。

するとある女の子が

「歌うこと」

と答えたそうです。

クラス全員で大きな声で歌いながら
裸足のままで園舎まで帰ってきたそうです。

しかも、元気いっぱいに楽しそうに！

そこからの女の子は

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
自分に対して
自信と誇りを身につけて
男の子と同じくらい
チャレンジするようになった
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

そうです。

ポイントは

『大きな声』

だということです。

女の子は普段の生活から『大きな声』
を出すことが男の子に比べて
圧倒的に少ないんです。

大きな声を出すと
元気も出ますし、
勇気も湧いてきます。

これは根性論でなくて
脳科学的に認められています。

大きな声を出すことは
前頭前野のブレーキを外して
小脳に直接働きかけて
自然と行動が出来るようにするのです。

前頭前野とは脳の中で
工事現場の監督みたいな
役割をしています。

普段からいろいろな感情や
行動の調整、コントロール、
思考するのが前頭前野です。

女の子は失敗を恐れがちなので

前頭前野が

「やめといた方がいいよ」
「失敗するかもしれないよ」
「できないと恥ずかしいよ」

なんて話をしています。

そのチャレンジのブレーキを
大きな声を出すことで
解除していろいろなことに
チャレンジできるようになるのです。

大きな声を出すことといえば

・音楽
・ダンス
・運動
・おにごっこなどの遊び

いろいろあると思います。

我が子の好きなもので
大きな声を出す習慣が

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
失敗を恐れないタフな心を
育ててる秘訣
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

です。

女の子が失敗を恐れず
挑戦やすくする2つ目は
『環境』です。

実はノミの話には続きがあります。

本来は２０センチ跳べるはずのノミが
箱に入れられて１０センチしか
跳べなくなってしまった。

そんなノミが２０センチ
跳べるようにする方法があります。

２０センチ跳べるノミの
群れに入れてあげるということです。

「あれ？みんな同じノミなのに
当たり前に２０センチ跳んでいるぞ！？」

そこに気づいて
２０センチにチャレンジして
当たり前に跳べるようになります。

学習された無力を解決するには
当たり前にやっている仲間と
一緒に過ごすことです。

今日の話をまとめると
勇気のトレーニングで
大きな声をたくさん出しながら
チャレンジするのが大好き
失敗OKのお友達と一緒に過ごす環境

親がこれを作ってあげることこそ
女の子をチャレンジできるようにする
コツになります。

そういう習い事をしますか？
ダイナックな遊びをする
保育園や幼稚園にいれますか？

いくらでもやり方はあります。

本日も最後までありがとうございました。

※追伸
東京都町田市小山地域にある
町田こどもMURAでは
一時保育もスタートしました。

認可外保育園のため町田市在住でなくても
保護者が就労されていなくてもご利用いただけます。

・有機食材を使った給食で脳の発達を高め

・オーダーメイド教育で個性を磨き

・七田式右脳プログラムで集中力と記憶力アップ

・世界七大教育（モンテッソーリ、イエナプランなど）の
良いとこどりで才能を伸ばし

・世界最新の運動プログラム（キッズコーディネーション）で
運動の土台と基礎作り

こちらを大事にしている保育園です。

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