子どもの元気はどうやって決まる？

こんにちは。

最寄駅が京王線多摩境駅
町田市小山地区にある認可保育園
町田こどもMURAの園長阿部です。

今の元気を100点満点で
何点ですか？

そしてその理由を教えてください。
という質問をすると、

ほとんどの人は理由のところで

「たっぷり睡眠を取ったので90点です」

「ご飯を食べていないので30点です」

と体のことを答えます。

多くの人は元気というのは

「体の栄養」だけで

決まると思っています。

しかし、実は子どもや
大人の元気というのは

体の栄養＋心の栄養＝元気

この方程式になります。

これはアメリカの精神科医である
エリックバーンが提唱した
交流分析学（Transactional Analysis）
という学問で定義されています。

よく考えると納得していただけると思います。

例えば誰かと人間関係で
トラブルがあると心の栄養が足りずに
元気の点数は下がります。

心の栄養というのは
元気というものに
密接に関わっています。

心の栄養を高めるには
どうすればいいのか？

それはストローク（関わり）が
必要になっていきます。

ストロークがあることで
私たちは自分の存在証明になります。

昨年度世界的なパンデミックで
日本を含めロックダウンが増えました。

そこで鬱になる人がすごく増えました。

アメリカでは精神的な苦痛を
感じている人が全体の４５％にも
なったそうです。

解雇などの経済的な
ダメージもありますが、

人との関わりが減ったことによる
心の栄養が枯渇しているのも
大きな原因だと思います。

学びや仕事はオンラインでも便利ですが、
人との関わりはやはり対面から
生まれることが多いです。

美味しいご飯を食べたり
ぐっすり眠って体の栄養を
高めるだけでなく

心の栄養＝ストローク

幼児期は特にここが大事になります。

ストロークは会話だけではありません。
こんな種類があります。

ストロークの種類は全体を

「肯定的」
「否定的」

と大きく２種類に分けることができて

さらにそこから

「身体的」
「精神的」
「条件付き」
「無条件」

と４種類、

合計８に分けることができます。

否定の身体的・精神的なストロークも
子どもには与えてはいけませんが、

一番子どもに悪影響なのが
無条件の否定的なストロークです。

つまり存在否定です。

これが一番人の心の栄養を奪います。

学生の中でのいじめで言えば
暴力よりも無視の方が
自殺率は高くなったりします。

愛の人とも言われたマザーテレサは
このような名言を残しています。

◯◯◯

この部分は何が入るでしょうか？

無関心です。

嫌いとか憎しみとかでは
ないのが驚きです。

１つ覚えておいて欲しいのは

「条件付きの否定」

これは人を伸ばす上では
必要だということです。

行動に対する厳しい
フィードバックです。

言い方には気をつける
必要がありますが、

子どもたちは生まれて
良いこと悪いこと、
礼儀作法など知りません。

そこをしっかり教えていく場合には
行動に対する厳しいフィードバックが
時には必要になってきます。

たくさんポジティブな
ストロークを与えて、

時には厳しい条件付きの
否定的なストローク（愛のある厳しさ）
をすることが子育ての鉄則です。

そして、大人はスロークを
もらう機会が一気に減ります。

そこで大事にしてほしいのは

『自分自身にストロークを入れる』

です。

育児、家事、お仕事など

毎日、たくさんやることがあり
夜はヘトヘトになると思います。

それでも子どものために
家族のために生活のために
必死に頑張っているあなた

ぜひ、

「今日も本当に頑張った」

文字で一言書いてみてください。

これを繰り返すことで
心の栄養が高まります。

これは多くの脳科学者や
心理学者が有効性を伝えてくれています。

今日は、自分にストローク
意識してみてください。

追伸：

東京都町田市小山地域にある
町田こどもMURAでは
一時保育もスタートしました。
ご希望があれば
最寄駅までの送迎サービスも
人数限定でスタートしました。

認可外保育園のため
町田市在住でなくても
保護者が就労されていなくても
ご利用いただけます。

・有機食材を使った給食
・天然無垢材園舎
・オーダーメイド教育の

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