外遊びと食育の意外な関係|たくさん遊ぶ子はよく食べる?
「うちの子、好き嫌いが多いんです。」
「食べる量が少なくて心配です。」
保護者の方から、こうしたご相談をいただくことがあります。
食事というと、
「何を食べるか。」
に目が向きがちです。
もちろん、それはとても大切です。
しかし、保育の現場で子どもたちを見ていると、
もう一つ大切なことがあります。
それは、
「どれだけ遊んだか。」
ということです。
町田こどもMURAでは、毎日のように外へ出かけます。
すると、不思議なくらい子どもたちはお腹を空かせます。
「先生、お腹すいた!」
「今日の給食まだ?」
そんな声が毎日のように聞こえてきます。
今回は、毎日の外遊びと食育にはどんな関係があるのかをご紹介します。
外で思い切り遊ぶと、お腹が空く
当たり前のようですが、
実はとても大切なことです。
走る。
登る。
しゃがむ。
ジャンプする。
虫を追いかける。
鬼ごっこをする。
幼児期の外遊びは、
全身をたくさん使います。
すると、
自然とエネルギーを使います。
その結果、
お腹が空きます。
子どもにとって、
「食べなさい。」
と言われるよりも、
「お腹が空いた!」
という状態の方が、ずっと自然です。
「食べる力」は遊びから育つ
好き嫌いの相談を受けると、
「どうしたら食べますか?」
と聞かれることがあります。
もちろん、
調理方法や味付けも大切です。
しかし、
保育の現場では、
たくさん遊んだ日の方が、子どもたちはよく食べる。
そんな場面を何度も見てきました。
外遊びは、
食欲を育てる時間でもあるのです。
外遊びは生活リズムも整えやすい
毎日の外遊びには、
体を動かす以外にも大切な役割があります。
朝、太陽の光を浴びる。
体を動かす。
お腹が空く。
しっかり食べる。
夜はぐっすり眠る。
この流れができると、
生活リズムも整いやすくなります。
睡眠。
運動。
食事。
この3つは、それぞれ独立しているようで、
実は深くつながっています。
当園に転園された親御さんから
「今までは21時越えないと寝なかったのに20時には寝ます。」
「お布団に入ったらあっという間に寝ます。」
「家ではなかなか緑の野菜を食べなかったのに、通い始めてよく食べるようになりました!」
こういう嬉しい言葉をよくもらいます。
当園はお昼寝も選択制です。
年少さん以上でお昼寝しすぎると夜寝られない子もいます。
よく遊び、よく食べ、よく寝る
昔から言われていることがですが、幼児期はこれが全てかも知れません。
食事は「お腹を満たす時間」ではない
食育というと、
栄養の話だけになりがちです。
でも、
食事は、
「楽しい。」
「おいしい。」
「みんなで食べる。」
そんな時間でもあります。
たくさん遊んだあとに、
友達と一緒に
「いただきます。」
と言って食べるご飯。
それは、
子どもにとって特別な時間になります。
お世辞もあると思いますが、園長が給食作っているので、
お昼を食べている時に
「宇宙の果てまでおいしいなー」とよく言ってもらえます笑
町田こどもMURAが外遊びと食育を大切にする理由
町田こどもMURAでは、
毎日の外遊びと、
毎日の食事を切り離して考えていません。
たくさん遊ぶ。
お腹が空く。
旬の食材を味わう。
「おいしいね。」
と言いながら食べる。
また思い切り遊ぶ。
この循環を、とても大切にしています。
今日も熱中症に気をつけながら、外遊びして
ニホントカゲ3匹、ヤモリ1匹、ナナフシで出会いました。
そして、帰ってきて水遊び!!!
そりゃ、、、お腹減りますよね笑。
給食では、
できるだけ自然農法の野菜を取り入れたり、
素材の味を大切にした調理を心掛けています。
白砂糖や小麦、植物油についても、
「絶対に悪い」と考えているわけではありません。
ただ、
幼児期だからこそ、
できるだけ素材そのもののおいしさを知ってほしい。
そんな思いから、食材選びにもこだわっています。
「食べること」が好きな子になってほしい
私たちが目指しているのは、
完璧な栄養管理ではありません。
好き嫌いがゼロになることでもありません。
一番大切なのは、
「食べることが好き。」
と思える子どもになってほしいということです。
お腹が空いて、
「今日の給食楽しみ!」
と思える。
友達と一緒に
「おいしいね。」
と言える。
その積み重ねが、
食を楽しむ心につながると考えています。
まとめ
外遊びと食育は、一見すると別々のように見えるかもしれません。
しかし実際には、
たくさん遊ぶことでお腹が空き、
おいしく食べ、
生活リズムが整い、
また元気に遊ぶ。
この循環が、子どもの健やかな成長につながっていきます。
町田こどもMURAでは、
毎日の外遊びと食育を通して、
「よく遊び、よく食べ、よく眠る。」
そんな子どもたちの土台づくりを大切にしています。





